ITエンジニアにとっての円高のメリット

最近円高のニュースが続きますが、まぁ日本経済にとっては円高はよろしくないかと思いますが、あまり悪いことを考えてもなんなので、ITエンジニアにとっての円高のメリットを紹介します。   現在のPC関連のパーツですが、基本輸入品になりますので、円高のメリットを受けられます。 ちなみに、某価格比較サイトによりますと、1枚4GBのDDR3のDIMMが6千円を割り込むぐらいの値段になっていますし、6コアのCore i7 - 980Xが8万円台で買えます。これを軸にシステムを組みますと、   CPU:6コア、論理12スレッド(Core i7 - 980X) メモリ:総合計 24GB(DDR3 4GB × 6 )   ちょっと前のサーバーなんか目じゃない、なんていう夢のマシンが20万円までで組めるのですごい時代になったもんだと感心します。 私もどうしようかと悩んでいるところです。もっとも今はメモリ24GBを使って何をしようかと思案中なのですが・・・。
2010-11-04 | コメント:0件



レガシーのしぶとさ

前回の更新からすっかり間が空きましたが、10/17にあった英検の出来が良くなく、ダメージを受けていたオオフジです。もっとも次の日曜日にTOEICを受験するのでまぁ懲りずに勉強してます。   前にも引用したのですが、/.Jさんの記事から、 Windows 7 への移行の壁は、IE6 にあり ビジネスユースでWindows7への移行が進まない理由としてIE6があるとのことですが、私のサイトのアクセスログを調べると、ここ10日程のデータになりますが、約40%のブラウザがIE6でした。 一応技術者向けの硬派なサイトを目指しているので、約40%というと意外に多いと思われますが、レガシーなものって意外にしぶとく残るもんで、他の例で言いますとフロッピーディスクやCSVファイルもしぶとく残っています。 ちなみに『C++/STLでCSVファイルの読み込み』がいまだにアクセス数1位なので、みなさんCSVファイルをまだ使ってらっしゃるのでしょう。   という訳で、わが社でサポートするブラウザも後しばらくIE6対応が続きます。
2010-11-03 | コメント:0件



中小企業実態基本調査

ここのところ更新をさぼっていましたオオフジです。書くネタがないことはなかったのですが、今月、英検がありまして勉強で地味に急がしいので更新をさぼってました。といってもあまりにも更新しないとアクセス数が下がるので更新します。   10月に入りまして国勢調査の時期になりましたが、一般的でないと思われる調査に、中小企業実態基本調査というのがあります。 詳しくは、このページを参照頂ければよいのですが、平成16年から毎年行われているらしく今年はうちの会社にも調査がありました。 調査内容は、いわゆる決算の内容にプラスして、従業員の数やその他の質問があります。印象に残ったのは、『貸し渋りにあってますか?』とか『電子商取引の売上に占める割合は?』とかがありました。   調査結果もみることができまして、例えば、平成21年確報で ・売上高の内訳、産業別・従業者規模別表をみますと、情報通信産業の一人当たりの売り上げ高が、  法人企業 約1400万円  個人企業 約 500万円   となっているようです。IT産業の場合、個人企業というのはほとんどフリーランスのエンジニアだと思われますので、フリーランスのエンジニアの収入が約500万円といったところになるようです(もちろんあくまでも平均になります)。また法人企業の場合では外注やハードウェアの仕入れ等も行っていると思いますので一人当たりの売上高を計算すると個人企業よりも高くなるかと思います。   また、先ほど出てきました、電子商取引についてですが、 ・電子商取引 産業別・売上高階級別表をみますと、全体的には、概ね
実績が上がらなかった 10%
売上高に占める割合が10%未満 50%
売上高に占める割合が10%以上 25%
まだやっていない 15%
  とのことで、ECサイトに関してはこれからは、新規開発というより、売上アップの為のコンサル的な仕事の需要が増えるかと思われます。   もちろん私もその手のご相談にのることができますので、相談毎などありましたらこちらにアクセス下さい(って最後の締めが宣伝か・・・)。
2010-10-04 | コメント:0件



半導体微細化の物理的限界を読んで

9月に入りブログの更新がWeeklyになってしまいましたが、微妙なプレシャーを感じながら、ぼちぼち更新しますです。   サーバーのセットアップがてらブログネタを探していたら以下の記事が目にとまった。   半導体微細化の物理的限界   現在の半導体のチャネル長(トランジスタの大きさ)は、Intelの最新鋭のCPUで32nmとか45nmとかになっていますが、2022年には4.5nmになっているとの予想があるらしい。   ちなみに、10年前は180nm(PentiumIIIの頃)で10年かけて概ね1/4から1/5になった計算になるので、2022年に4.5nmはちょっと行きすぎなような気もしないことはないですが、4.5nmで作られたCPUを想像しますと、クロックスピードは恐らく20GHzを超えているかと思いますし、コア数も128とかになっているのではないでしょうか?まぁCPUオタクとしてはそんなCPUの登場は楽しみです。   記事にも書いてありますが、微細化といっても単に小さくすれば良いのではなく、色々な問題が出て来て、その都度ブレークスルーがあったらしいですが、それでも微細化の苦労が我々の耳にも届くことがあり、最近ではリーク電流の増大が記憶に新しいかと思います。 今から6年程前に、プロセスルールが90nmで登場した、Pentium4(Prescott)でしたが発熱が半端でなく、インテルは高クロック路線から転換しました。 以下、は『後藤弘茂のWeekly海外ニュース』の2003年2月27日の記事ですがその時は、2010年にはCPUのクロックは15~20GHzになるとのintel社の方の見通しでした。   Prescott/Tejasは5GHz台、65nmのNehalemは10GHz以上に   ちなみに、同時期(と言っても2003年7月4日)の記事でメモリのクロックを2010年では1.6GHzが最高としていますが、こちらはほぼその通りになっているところが面白いです。   高速化するDRAM、次々世代のDDR3は最高1.6GHzへ
2010-09-16 | コメント:0件



Sandy Bridge

最近、ちょっとづつアクセス数が増えて来て、「あ~ブログを更新せねば・・・」とかる~く強迫観念に駆られているオオフジです。   もっとも、硬派なエンジニアネタはそうそう出てこないので、本日は、英語の勉強がてら海外の記事の紹介をします。 fudzillaというサイトから   Intel's Sandy Bridge gets previewed   Sandy Bridgeは、アイスクリームの名称ではなく、現在開発中のIntelのCPUのコードネームになります。製品は、キャッシュやコア数によりCore i7 2600,2400,2500,2100が出る予定だそうです。 特徴的なのが、内臓されるGPUの性能が上がるらしく、記事によるとHD5450(ATIブランドのローエンドGPU)より約10%高速とのことです。現在GPUが内臓されているCPUはデュアルコアのみですが、Core i7 2600はコア数が4つになるのも魅力的です。   私は現在Core i7 920を使っているのですが、現実問題としてデスクトップPCではコア数が4つより多いCPUはあまり要らないかなというのが正直な感想なので、4コアでGPU内蔵のCore i7 2600はバランスのよいCPUになるかと思います(もっともCPUオタクである私としてはこんな軟弱なCPUを買わないで、おそらく同時期に販売するであろう8コアのCPUの購入を目指すと思いますが・・・)。   また、リンク先にあるCPU-Zの画像のInstructionsとある項目にAVXというキーワードが見えるかと思います。AVXは現在あるSSEを置き換える新しい拡張命令になります。AVX対応のソフトが出ればエンコードのスピードが速くなったりするでしょう。
2010-09-02 | コメント:0件
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